会員発表について

会員発表 会員について

こちらでは会員発表と称して、会員様からの情報を共有する場を設けたいと思います。

まず発表と言いましても、固くならず、コンセプトは”ちょっとした臨床のコツ情報の共有”です。普段私も皆様も学会に出席する事や発表する事もあるかもしれませんね。

ただ、「欲しかったのはこの一文」「欲しかったのはこの内容」という事はありませんか?

本などを読んでいても、全ての文章を覚えている事はないと思います。きっと心に残る一文だったり、人生を変えてくれた一言だったり、、歯科臨床に関わるそういった事をシェアしていこうというのがコンセプトとなります。

ここまでインターネット歯医者さんを勉強されている先生方からすると”インターネット歯医者さん的な”といった方がしっくりくるかもしれません。

ですから、通常の学会発表のように抄録から始まって、実験方法、結果、考察といった内容にはせず、これはみんなが知らないかもということを、矯正歯科・口腔外科・一般歯科・審美歯科・有床義歯・先端医療などカテゴリに分けて発表動画を撮影なさって下さい。※資料や文章のみの発表でも可です。

審査は、今まで「インターネット歯医者さん」でお伝えした内容以外かどうかのみです。よろしくお願い致します。

次に発表形式をお伝え致します。

先ほど述べたコンセプトから通常の学会発表のように抄録から始まって、実験方法、結果、考察といった内容にはせず、スライドであれば 1 枚〜5 枚、多くても 10 枚位として、発表時間は 5 分から長くても30 分くらいにしましょう。

パワーポイントが使えない方の為に、私がオンライン GIFT 塾でやっているような板書と解説でも良いですし、ワードやマインドマップなどにまとめても大丈夫です。

もちろんパワーポイントのスライド形式になさっていただいても構いません。

皆様もお気づきかと思いますが私は義歯や小児、矯正や外科、麻酔、訪問診療などまだまだ今までインターネット歯医者さんで解説していない項目がたくさんありますし、一般診療においてもこんな器具を使うと便利だった、例えばジルコニア補綴物内面にメタルプライマーZ というプライマーを使うと接着力が向上するというのを本で読んだ、実際やってみて確かに外れにくくなった気がする。やこの前学会に参加したり、勉強してこんな情報がとても参考になったなどでも結構です。

たとえば口腔外科でいうと、薄い歯肉の時は剥離子ではなく鋭匙を使うとやりやすい、そのやり方とは?という内容でも良いですし、水平埋伏の歯冠分割の仕方はこうすると自分はやりやすい、安全に思うなど通常開業医で行う方法から全身管理(輸液の選択、温度板の書き方、心電図の見方、点滴の仕方・・・)などの通常の一般歯科では行わないことなどでも構いません。

口腔外科の先生は一般歯科のことが、一般歯科の先生は口腔外科や矯正のことがその専門の先生からすると些細なことでも知りたいものですし、自分の知らない世界をのぞいてみたいものです。

歯科医師とは狭い世界で孤独になりがちですね。皆様とそういった情報を共有できたら素晴らしい学会となると思うのです。この学会にはさまざまな臨床経験の先生方がいます。基礎的な事でも専門的な事でも皆様暖かく見守りましょう。

絶対に合ってるという証明は必要なく、“私は現時点でこう考える、感じる、こうするとやりやすい”で結構です。そのあなた様の経験こそが証明であり、臨床家にとってはそれが大事な部分であったりします。

なのでこんなこと発表しても良いのかなどはお考えにならず、発表動画に氏名は公表されませんので是非お気軽に投稿なさってください。

もう知っているという内容でも、別の人からの見解を聞く事で見識は広がっていき、そこからの気づきがあるものです。

撮影した動画ファイルのファイル名に
1. 氏名(認定制度の為にどなたがいくつ発表されたか知る為ですが、会員発表動画に氏名は公表されません)
2. 動画題名(「矯正を始める年齢とその症例分類について」など)
3. 動画撮影日(時代によっても治療というのは変わっていきます。先の時代まで正しいことなんて誰にも分らないはずで、その証明の為です)
4. エントリーカテゴリ(矯正、口腔外科、義歯、小児、、などなど)
5.返信用アドレス

を付与しまして、ドロップボックスリクエストまでどんどんお送り下さい。

審査(いままでのインターネット歯医者さんでお伝えした内容ではないかどうか)が通った発表から、この学会ホームページへ投稿日順に反映させていきます。

審査結果は返信用アドレスへメールへ送付します。審査が通らなかったとしても、インターネット歯医者さんのどこに載っている内容かなど転載致しますので参考にしていただけたらと思います。

参考になるなと感じられる情報を共有していく事で皆様にとってもきっと良いコンテンツとなると思います。

認証医・認定医を目指し、奮ってご参加いただければ嬉しいです。よろしくお願い致します。

会員発表に患者さんの診療データを使用する場合は、顔や名前など個人を特定出来る情報は伏せて、下記の条件を備えた同意書を添付して下さい。

同意書条件
1.患者さん指名: 〇〇 〇〇 
2.年月日:〇〇〇〇年〇〇月〇〇日
3.担当医氏名:〇〇 〇〇
4.同意者様氏名:〇〇 〇〇
5.下記の文章は同意書に挿入下さい。

医療の向上への寄与を目的とし、処置内容をその他の医療従事者への教育や研修時に使用することがあります。その際は、患者様が特定されることはございません。

※上記5項目の条件を満たした同意書であれば所定の用紙である必要はありませんが同意書は必ず保存をお願い致します。

例)<当院で使用している外科同意書>